真性ぼっちが考える対人恐怖を治す方法【人と話すのが怖い人へ】

メンタルヘルス

このブログを見ている人の中には、

・人前で話す時に異常に緊張してしまう
・どうしても人の輪に入ることができない

など、対人関係で悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

 

私自身まさにそのような症状があり、学生時代からずっと悩まされてきました。

この記事では、そんな私が自分自身を振り返って考えた、人と話すのが怖いと感じる原因と対処法を解説します。

人と話すのが怖いと感じる原因

まず、人と話すのが怖いと感じる恐怖心の根源は、相手に対する恐怖状況に対する恐怖の2種類があります。

相手に対して恐怖心がある

自分自身を振り返ってみると、話す時にものすごく緊張してしまう人と、そんなに緊張せずに話せる人がいると思いませんか?

話す相手によって緊張の度合いが変わるのはよくあることです。

おそらく、明るくて社交的だったり体育会系だったりと、いわゆる陽キャラといわれる人に苦手意識を感じ、大人しめな人に対してはそこまで緊張しない、という人が多いのではないでしょうか。

 

これは学生時代のスクールカーストが影響していると思われます。

スクールカーストが下位層だった人は、上位層にいじめられたりバカにされたりした経験がある人もいるでしょう。

大学生や社会人になると校則がなく服装が自由になるため、スクールカーストは表面上は目立ちにくくなりますが、それでも「この人はスクールカースト上位だったんだろうな」というのは何となくわかるものです。

私自身、相手がスクールカースト上位であることを察した時点で異常に委縮してしまい、相手もそれを察してギクシャクしてしまったことが何度もありました。

状況に対して恐怖心がある

一対一で話すのはそこまで抵抗がないものの、3人以上の大勢になると急に話せなくなる人は多いのではないでしょうか。

人数が増えるほどコミュニケーションの難易度は上がります。

空気に合った反応ができるか、口数は多すぎず少なすぎないか、自分のキャラを理解して居心地のいい立ち位置を築けるかなど、気にしなければならない要素が一気に増えるからです。

それだけ難易度が上がると、どのタイミングで話せばいいか分からない、自分が発言した時の沈黙が怖いなど、緊張が高まってしまうのも無理はないでしょう。

緊張しないようにするために、まずは一対一で仲良くなってから、大勢の集まりにも参加するのが良いと思います。

対人恐怖を治す方法

対人恐怖を治すために効果的な方法は以下の3つです。

外見を良くする

「人は見た目が9割」と言われるだけあり、人間関係において外見はものすごく大事です。

人とうまく話せるようになるには、実は外見を整えるのが1番手っ取り早く効果が高いのです。

外見が良ければ、黙っていても相手から話しかけてもらえるようになります。

その上、外見を良くすると自信がつくので、自然と堂々とした話し方や身のこなしに変わってくるのも大きなポイントですね。

 

とはいえ、何からどうしていいか分からない…

そういう方は、とにかく早い段階でプロに頼みましょう。

最初はお金がかかってしまいますが、ダサい状態で貴重な若い時間を過ごす方がよっぽど大損です。

自己流で試行錯誤していると誤った方向に突っ走ってしまい、散財した割にはダサい結果に終わってしまう可能性もありえます。

それよりはまずプロの方に見てもらった方が確実ですし、コツも掴めます。

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少人数のアルバイトをやってみる

自分と違うタイプの人に対する恐怖心を無くすには、小規模なお店など、少人数で働けるアルバイトをしてみるのが良いと思います。

仕事となると一緒に働く相手は選べないので、自分と違うタイプの人と一緒にシフトに入る機会もあるでしょう。
そうなると、否が応でもその人と会話をしなければならなくなります。

 

それで話してみると、意外と話が弾んだりすることがあるんですよね。

自分とはタイプが違うと思っていても、必ずしも性格まで合わないとは限らないものです。

そのような経験を繰り返すことで、自分と違うタイプの人に対する恐怖心が和らいでいき、誰とでも緊張せずに話せるようになっていきます。

 

ポイントなのは、とにかく少人数(できれば自分と一対一)の職場を選ぶことです。
明るくてワイワイしている人が10人いる中に入っても、まず馴染めませんからね。

薬やお酒を利用する

本当に困っているという方は、精神科の受診を視野に入れてみてもいいかもしれません。

人と話せないことで日常生活に大きな支障が出ていると、対人恐怖症(社交不安障害)と診断される可能性もあり、抗不安剤などを処方されると思います。

人と会う前に抗不安剤を服用しておけば、緊張が和らいだ状態になり、スムーズにコミュニケーションが取れるようになります。

1度でもうまく話せたという成功体験ができれば自信がつき、次もうまく話せる確率が高まります。
それを続けていくことで好循環に入り、最終的には抗不安剤がなくても人と話せるようになるのです。

 

精神科と聞くと怖いイメージがあるかもしれませんが、実際行ってみると、拍子抜けするほど普通の人が多いですよ。

どうしても精神科に抵抗があるという方は、人と会う前に少しお酒を飲んでおくのもありだと思います。(飲み過ぎには注意ですが)

大切なのは成功体験を積むこと

対人恐怖は人と話すことでしか治りません。
経験を積んで慣れていくしかないのです。

しかし経験を積むにも、対人恐怖が強いと緊張してどうしても上手く話せません。
その結果、失敗経験ばかりが積み重なって自信を失ってしまい、ますます上手く話せなくなり…という悪循環に陥ってしまうから怖いのです。

 

そうならないようにするためには、

自分自身のコンディションを万全にする(外見を整える、薬などを服用して緊張をほぐす)
話しやすいシチュエーションを選ぶ(大勢より一対一)

ことで、成功率を高めた上で数を撃つことが大切です。

やみくもに数を撃つのではなく、戦略的に行きましょう!

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