大学のサークルが「合わない」と感じている人へ【辞めても全然大丈夫です】

ぼっちの大学生活・就活

サークル活動は、大学生活の大きな楽しみの1つですよね。

サークルに入ればたくさんの出会いがありますし、趣味の合う友人ができれば、大学生活の楽しみがぐっと増します。

 

その一方で、実際に入ってみると

・どうも馴染めていない気がする…
・思ったより楽しくない…

と感じている人も多いのではないでしょうか。

 

とはいえ、サークルを辞めるにも

・大学でぼっちになるのは嫌だ!
・サークル活動のエピソードがないと就活で不利になるのでは?

など、不安に思うことも多いだろうと思います。

 

「サークルに入らない大学生活なんて寂しすぎるんじゃないか…」と考えている人もいるでしょう。

しかし私としては、サークル活動が楽しいと思えないなら辞めても全然OKだと思います。

大学のサークルに入らないメリット

まず、大学のサークルに入らないメリットを2点挙げます。

余計な出費をしなくて済む

サークルに入ると、飲み会の費用や合宿代、部費など、それなりの出費が必要です。

たとえば飲み会では、1回につき4000円くらいはかかります。
大学生にとっては、数千円の出費でもなかなか大きいですよね。

もちろん、飲み会も楽しめていれば無駄にはなりませんが、高いお金を払った割にはそこまで楽しいとも思えず、損した気分になる人も多いのではないでしょうか。

社会人になっても飲み会はあるので、飲み会での立ち振る舞いを学ぶという意味で最初は良いと思いますが、高いお金を払ってそこまで楽しくもない飲み会を繰り返したところで、それに見合ったリターンがあるかは微妙な所だと思います。

サークルでの出費は、1年で最低数万円にはなるでしょう。

若い時のお金ほど貴重ですし、例えば以下のように、若い時ほどリターンが大きくなるお金の使い道はいくらでもあります。

・海外旅行(社会人になると長期の休みは取りづらい)
・脱毛や歯の矯正などの美容関係(若いうちにしておいた方が効果を受けられる時間が長い)
・ダブルスクール(知識は若いうちに得た方が役立てる機会が多い)

他にも、純粋に自分の好きな趣味に使うのもいいですよね。

時間を有効に使える

私が大学のサークルに入って思ったのは、「ダラダラしている時間が想像以上に長い」ということです。

音楽好きが集まるサークルで、イベントをすることもあったのですが、普段は部室でゲームをしたり、とりとめのない雑談をしたりしていることも多かったです。

もちろんその時間も楽しめていればいいのですが、退屈してしまう人も中にはいるでしょう。

 

時間もまた、若い時ほど貴重です。
「居場所が欲しい」というだけの理由でダラダラ溜まっているよりは、アルバイトをしてお金を稼いだり、勉強したりする方がよっぽど有意義だと思います。

サークルに入らないと就活に不利?

大学でサークルに入っていないと、社会性のない人だと思われて就活で苦戦するのではないか」と考える人もいるかもしれません。

 

しかし実際、大学のサークルでのコミュニケーションと社会人に必要とされるコミュニケーションは全くの別物です。

大学のサークルは、年齢や趣味嗜好が近く、自分と同じような人が多く集まります。
一方会社では、年齢や趣味嗜好、生まれも育ちもバラバラの人たちと意思疎通しなければなりません。

 

前者と後者で必要とされるスキルが異なるのは明らかですよね。

将来仕事で役立つ社会性を養いたいなら、大学のサークルよりもアルバイトの方がよっぽどいいと思います。

 

また、「就職活動でのアピールポイントにするためにも、サークルには入っておいた方がいい」と思っている人もいるかもしれません。

たとえば、「サークルで〇〇のイベントを企画・運営し、〇〇円の収益を出した」くらいの大規模な活動をしたのであれば、確かに強いアピールポイントになると思います。

 

とはいえ、そこまで大がかりな活動をする人はあまりいないですよね。

サークル長や会計係など、サークル内で役職を持てば就活で使えるエピソードもあるのかもしれませんが、趣味のサークルで平部員として所属していただけでは、大したアピールポイントにはならないのが現実でしょう。

 

サークルに入っていることで、最低限の社交性はある、くらいには思ってもらえるかもしれませんが、逆にサークルに入らなかったとしても、他のエピソードがあればそこまでマイナスにはならないと思います。

サークルよりはむしろ、学生の本分である学業をアピールした方が好印象なのではないでしょうか。

サークルに馴染めない人は、大学以外に居場所を作ろう

とはいえ、友達がいない大学生活は寂しいでしょうし、演劇やバンド、ダンスなど、1人ではできないことをどうしてもやりたい人もいると思います。

サークルに入ればたくさんの人と出会えますし、1人ではできない活動をするにしても、人が集まる場所に手っ取り早く所属できるのは大きなメリットです。

 

しかし、必ずしも「大学の」サークルにこだわる必要はあるのでしょうか。

 

ネットで探せば社会人のサークルもあるでしょうし、習い事に通うという手もあります。

大学生には大学生なりのノリがありますし、合う集団もあれば合わない集団もあって当然です。

たまたま自分が通っている大学のサークルに合わなかったというだけで、そこまで自分を卑下する必要はないです。

サークルに入っていないからといって引け目を感じる必要はない

私は大学時代に何度かサークルに入りましたが、結局全部辞めました。

辞めた理由としては、まず私自身の特性から同年代の集団に馴染むのが難しかったことと、わざわざサークルに入ってまでやりたい活動がなかったことです。

 

世の中には、「大学生なのにサークルに入らないなんて可哀想」と思っている人もいます。

私自身、美容師に「大学生といえばやっぱりサークルですよね!何のサークルに入ってるんですか?」と、あたかも大学生ならサークルに入るのが当然のようなノリで聞かれ、正直に入っていないと答えて苦い顔をされたことがあります。

 

当時は、大学のサークルに馴染めない自分は異常だと思い、すごく引け目を感じていました。

ただこの記事で解説したように、大学でサークルに入らないこと自体が人生にそこまで悪影響を及ぼすわけではないです。

サークル活動は、あくまでも大学生活の娯楽の1つにすぎません。

勉強やアルバイト、趣味など、大学生ならサークル以外にもやることはいくらでもあるはずです。

 

以下の記事では、ぼっち大学生向けに大学時代を有意義に過ごす方法を紹介していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。

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